たまらん中古車
第8回「男ならいつでも本気の汗だくでいろ!」



さて新年1発目の「たま中」は、新年ということで景気よくチョっ速いヤツで行きましょうかね!?景気も悪く、沈みがちなテンションは速い車のアクセルを一気に踏み込んで、とっとと忘れてしまいましょう。そう、速い車は景気を運んでくるのです!速い車に乗ると色々とカスタマイズしたくなるからパーツを買いたくなるし、どんどんガソリンやオイルを入れたくなるし、意味もなく高速道路に乗りたくなるんです!!スポーツカーに乗る人はエコカーに乗る人よりも経済に貢献しているので、日本はもっとこういう車を増やして景気を回復させるべきなんですよ!エコカー補助なんてやってる場合じゃありません。スポーツカーにこそ補助金を出すべきではないのかと思うのですよ! 悪い景気の憂鬱な気持ちを吹き飛ばすのはやはりこういった車だと思うわけですよ>。




平成14年 スバル インプレッサ WRX STiリミテッド
いわゆる「丸目インプ」
いわゆる「丸目インプ」




今回紹介するのは、スバル・インプレッサWRX STiです。インプレッサといえば、4WDのセダンタイプで2Lターボということで「ランサーエボリューション」の永遠のライバルとして、ラリーを中心にレース活動を展開していることで世界的に有名な車種です。元々インプレッサって車はフツーのセダンなのですが、人気があるのはWRXという「辛口」スポーツモデル、その中でもSTiというスバルのスポーツ用オプションパーツのブランド名を冠したいわば「激辛」モデルなわけです。この車はただの塩味ポテチではなくてカラムーチョなんですよ!
そんなインプレッサWRX STiですが、これまた歴史のある車です。大きく3世代に分かれるのですが、これは2世代目に当たります。2世代目の中にも前期・中期・後期とあり、結構見た目などが違います。ヘッドライトが丸い、この型が前期型です。僕はこの形好きなのですが、もっと刺激を、もっと辛さを!!と求める層にはちょっとパンチが足りなかったのか、この後インプレッサのデザインはコロコロと変わっていき、一体この車の顔とは何なのか?という状況になりますが、その話はまた今度。今日オススメの中古車はインプレッサ2代目前期のWRX STiです!




巨大なGTウイングでドライビングプレジャーする
巨大なGTウイングでドライビングプレジャーする




この車、ボンネットの上にはターボ用の巨大なエアインテークがあり、リアにはこのように巨大なGTウイングが付いてます。その他あちこちに、走りを予感させるオプションパーツが満載で、ランエボと同様、攻撃的かつゴテゴテなファッションとなっています。
スポーツタイプの車とはいえ、ポルシェやロータスエリーゼのように「何かを極限までそぎ落としてやっと得た美しさ」というものはここには無く、「セダンの車に足し算の論理であれこれと付け足して獲得したスポーツ性能」があるんです。確かに美しくはない。が、運動性能はピカイチ。これは、オリンピック選手が、普段はジャージ姿のままその辺をほっつきまわり、焼肉屋に行ってカルビ食べながらモバゲーやってるのと同じです。走ったら一流、でも普段はジャージ。ジャージにサンダル姿だけどオリンピックで取った金メダルを首からかけて焼肉!!この感覚がインプレッサWRX STiにはあるんです。どこに行っても汗臭い。本気だと思われる。ファッションであることが許されない(そもそも誰もそう思ってくれない)。金持ちが余った金を使い、道楽でフェラーリに乗ったりしますが、こっち側には来ません。だからこの車に乗っているのは本気の人間だけ。本気の人間はファッションに興味持たないんです。だからジャージで焼肉行くんです!!!




スパルタンな内装
スパルタンな内装




スポーツカーに遊びは要らない。インプレッサWRX STiにラグジュアリーは要らない。必要なものがカチっとあればそれでいいではないか。ということでインパネ周りも男のコックピットという感じでまとまっています。特に不足も何もなく必要なものが揃っているわけですが、MOMOのハンドルとアルミ製のペダルがスポーツを感じさせます。また、前オーナーが付けたのでしょうが、助手席に付いているのはETCではなくターボタイマーというものです。ターボ車が走り終わってすぐにエンジン切るのは良くないので、数十秒アイドリングし続けてくれるための機器ですね。




乗って辛口を実感
乗って辛口を実感




運転席、助手席、リアシート、共に元々は普通のセダンなので、全く狭さは感じさせません。また、スポーツカーのように着座位置が低いということもないので、見切りも良いです。
シートに乗り込んでみた段階では普通の車ですが、いざ走り出すとこれが特別な車であることを感じさせます。
まず、エンジン音がズゴーーという音で大きく車内に入ってきます。ただ者ではない感を感じる瞬間であります。そしてサスペンションが堅くて路面の凹凸をほとんど拾いますので、結構な上下振動が来ます。普通だったらそういう要素は「嫌」なものなのですが、この車のオーナーは間違いなく全員それが「大好き」なのです。
シフトを1速からトップギアまで繋いでいく時の加速は、他の車では絶対味わえないほどのパンチ力に溢れています。2L車としては世界最高クラスのトルクを誇るインプレッサWRX STi。丸目タイプの2代目初期型はかなりお手頃な価格になってきましたので、たまらん!度高めですよ!


スバル インプレッサ WRX STiリミテッド クスコ車高調 MOMOステ | 中古車ならGoo-net(グーネット)
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※当ページ内の内容は2011年1月4日現在の情報です。




関連サイト
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SUBARU : 車種紹介 > WRX STI 5door
SUBARU オフィシャルWebサイト




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