第5回「ビデオデッキ」
キドゲンキと申します。
DJやライブをやりつつ怪談話や不思議な話を集めております。
私の体験や身の回りで起こった不可思議な話を夏期限定でお送りする「キドゲンキの怪談エスカレーター」少しの間お付き合い下さい。
では早速おっぱじめますか!
私の体験や身の回りで起こった不可思議な話を夏期限定でお送りする「キドゲンキの怪談エスカレーター」少しの間お付き合い下さい。
では早速おっぱじめますか!
霊感のあるMさんが体験したビデオデッキの話
去年の連載分の「悪ふざけ」という話で私と電話してた人が実はMさんなんですが彼は霊感があるらしく面白い体験をいくつかしてるんです。その中から一つ。
ある日のこと、Mさんの携帯電話に前の職場の部長から着信があった。
「あ、M君?ちょっと手伝って欲しい事があるんだけど・・・」
M君の以前勤めていた職場の部長があるマンションのオーナーなんだがそのマンションで殺人事件があったそうな。
※数年前、ニュースになっていたので知ってる人もいるかもしれません
被害者は独り身、遺族に連絡が取れず家財道具が一式残っているので処分するのにMさんに手伝ってほしい、とのこと。
元上司の頼み、断るわけにもいかず上司一緒に現場のマンションに向かった。
部屋の様子は、事件から少し時間が経っているのと警察の現場検証が終わってるのとで思った程荒れていない感じだった。
電気が止まってるので日が暮れる前にちゃっちゃと荷物運んで帰りましょう、ということになり早速作業を始めようとした時、上司が
「M君、荷物引き取ってもリサイクルショップに二束三文で売り払うだけだから欲しい物があったら持って帰っていいよ。今日のギャラってわけじゃないけどね。」
とのこと。
特に欲しい物はなかったがどうせギャラが出ないのだったらと部屋の中を物色してると一台のビデオデッキが目に入ったのでダビング用に貰っておこうとそのビデオデッキをもらって帰ってきた。
家に着くと早速、TVに接続して使い始めたんだが1週間程経ったある日のこと。
録画した番組を観ていると突然・・・
「プツッ!」
と画面がブルーになり、動作が不安定になった。
「あれ?壊れてたのかな?」
と思った数秒後また元の画面に戻った。
「たまたま調子が悪かったのかな?」
Mさんはあまり気にせずにそのビデオデッキを使い続けた。
それからまたしばらく経ったある日の夜。
Mさんがベッドに寝転びながら録画した番組(Mさんは○AKU○AKUの大ファン)を観ていると急に体が動かなくなった。
「!?」
俗にいう「金縛り」というやつだ。
これはやばいなぁ〜と思っていたら、突如TV画面がブルーに!
「・・・ザー・・・ザー・・・」
「!?」
以前、様子がおかしくなった時は画面がブルーになっただけだったが今回はなにかが違う。
ブルー画面になったり砂嵐になったりするのだ。
相変わらず体は動かない。
そのうち・・・
「ザー・・・うぅぅ・・・ザー・・・うううぅっ・・・」
画面は砂嵐だけになりノイズに混ざって男のうめき声のようなものが聴こえてきた。
「結構ヤバイかも・・・」
そう思ったMさんは無理やり金縛りを解きビデオデッキを取り外そうとした。
※霊感のある人は金縛りの解き方を体得してる。人それぞれ方法は違うが大体が力ずく
だがコンセントも接続ケーブルも抜けない!よく見ると端子がボロっボロに錆びている。
このままではどうしようもないのでMさんはニッパーを持ち出しケーブルをプチプチ切りようやくビデオデッキを取り外す事ができた。
明後日が不燃ゴミの日なので嫌だけど部屋に置いておく事に・・・
翌日の夜中、また金縛りに・・・
今度は現れたそうですよ。
真っ暗な部屋の中。
30代後半の男性。
彼はMさんを見下ろしながらこう言ったそうです・・・
「何で俺のビデオデッキ持ってんだよ?」
心霊体験に慣れているMさんは現れた男にこれこれこーいうわけで・・・と事情を話し帰ってもらったみたいです。(どこに?)
ビデオデッキはゴミ捨て場に持っていく時にガムテープでガッチガチに巻いて処分したそうです。
物には「念」が宿るといいますがまさかビデオデッキに執着があるとは・・・
エロビデオ・・・、相当観てたんですかね?
という感じで隔週で怪談話を紹介していきます。
それではまたの機会に・・・!
ある日のこと、Mさんの携帯電話に前の職場の部長から着信があった。
「あ、M君?ちょっと手伝って欲しい事があるんだけど・・・」
M君の以前勤めていた職場の部長があるマンションのオーナーなんだがそのマンションで殺人事件があったそうな。
※数年前、ニュースになっていたので知ってる人もいるかもしれません
被害者は独り身、遺族に連絡が取れず家財道具が一式残っているので処分するのにMさんに手伝ってほしい、とのこと。
元上司の頼み、断るわけにもいかず上司一緒に現場のマンションに向かった。
部屋の様子は、事件から少し時間が経っているのと警察の現場検証が終わってるのとで思った程荒れていない感じだった。
電気が止まってるので日が暮れる前にちゃっちゃと荷物運んで帰りましょう、ということになり早速作業を始めようとした時、上司が
「M君、荷物引き取ってもリサイクルショップに二束三文で売り払うだけだから欲しい物があったら持って帰っていいよ。今日のギャラってわけじゃないけどね。」
とのこと。
特に欲しい物はなかったがどうせギャラが出ないのだったらと部屋の中を物色してると一台のビデオデッキが目に入ったのでダビング用に貰っておこうとそのビデオデッキをもらって帰ってきた。
家に着くと早速、TVに接続して使い始めたんだが1週間程経ったある日のこと。
録画した番組を観ていると突然・・・
「プツッ!」
と画面がブルーになり、動作が不安定になった。
「あれ?壊れてたのかな?」
と思った数秒後また元の画面に戻った。
「たまたま調子が悪かったのかな?」
Mさんはあまり気にせずにそのビデオデッキを使い続けた。
それからまたしばらく経ったある日の夜。
Mさんがベッドに寝転びながら録画した番組(Mさんは○AKU○AKUの大ファン)を観ていると急に体が動かなくなった。
「!?」
俗にいう「金縛り」というやつだ。
これはやばいなぁ〜と思っていたら、突如TV画面がブルーに!
「・・・ザー・・・ザー・・・」
「!?」
以前、様子がおかしくなった時は画面がブルーになっただけだったが今回はなにかが違う。
ブルー画面になったり砂嵐になったりするのだ。
相変わらず体は動かない。
そのうち・・・
「ザー・・・うぅぅ・・・ザー・・・うううぅっ・・・」
画面は砂嵐だけになりノイズに混ざって男のうめき声のようなものが聴こえてきた。
「結構ヤバイかも・・・」
そう思ったMさんは無理やり金縛りを解きビデオデッキを取り外そうとした。
※霊感のある人は金縛りの解き方を体得してる。人それぞれ方法は違うが大体が力ずく
だがコンセントも接続ケーブルも抜けない!よく見ると端子がボロっボロに錆びている。
このままではどうしようもないのでMさんはニッパーを持ち出しケーブルをプチプチ切りようやくビデオデッキを取り外す事ができた。
明後日が不燃ゴミの日なので嫌だけど部屋に置いておく事に・・・
翌日の夜中、また金縛りに・・・
今度は現れたそうですよ。
真っ暗な部屋の中。
30代後半の男性。
彼はMさんを見下ろしながらこう言ったそうです・・・
「何で俺のビデオデッキ持ってんだよ?」
心霊体験に慣れているMさんは現れた男にこれこれこーいうわけで・・・と事情を話し帰ってもらったみたいです。(どこに?)
ビデオデッキはゴミ捨て場に持っていく時にガムテープでガッチガチに巻いて処分したそうです。
物には「念」が宿るといいますがまさかビデオデッキに執着があるとは・・・
エロビデオ・・・、相当観てたんですかね?
という感じで隔週で怪談話を紹介していきます。
それではまたの機会に・・・!