
第6回「ちんこが見たくてしょうがない女子高生!?」
中学生の思い出
中学生の頃通ってた塾。
その近くに古本屋がありまして。
ある日にわかに「あそこは中学生でもエロ本が買えるらしいぞ」という噂が立ったんですね。
そりゃもう当時の自分といえば、う〜ん…童…貞っていうのかな?一言で言っちゃうと。
いや、今は違うんだけどね。今は。
あの頃の思い出といえば
塾が終わったら友達数人で集まって「ちょっとテレクラに電話してみようぜ!」とか、
(電話口で男が出たのですぐに切って逃げた)
マンションの階段で鬼ごっこをしてたら翌日
「俺、非常階段で高校生のディープキス見た」と大騒ぎになったり、
(ちなみに残念ながら僕は見てない)
川原でイチャついてる高校生カップルに遠くから
「おおー!!やっとるやっとる!!!」って声掛けたり、
(そりゃもうすごい遠くから)
そういえば中二の時に「授業中でも俺はエロ漫画が読みたい」っていう理由でエロ漫画に『忍たま乱太郎』のカバーをつけて読んだ猛者がいて。
でも結局見つかって取り上げられて、その日からあだ名が『忍たま』になった奴がいたな〜。
中でも一番壮絶だったのは、ある日塾が終わって友達数人とチャリを取りに行ったら、なぜか十数本のエロビデオが僕のチャリのカゴにぶち込まれてた事件かな?
今の自分だったら「おいおい!オレのチャリはエロビデオ回収ボックスじゃないゾー!」
な〜んて気の利いたAVJ(アダルト・ビデオ・ジョーク)も言えるんですけどね、そりゃもう中学生の頃の、う〜ん、まぁ…童貞?の我々にとっては大事件なわけですよ。
ちなみに僕は今も昔も人一倍シャイでどもりやすい方なので
「いや、いいし。お前ら全部やるし」
と、全てのAVを他の民衆に譲り渡したという、後に『天恵』としてしばらくは語り継がれた偉業です。
三国志ぐらいの時代だったらリアルに「妖術使い」とか思われたんじゃないかな?
ちなみに後日友達からの『数本は裏だった』という報告により、言うまでも無く僕の評価もグンと上がりました。
やっぱ当時の自分の純粋さ、素直さにAVさん達が集まってきてくれたんじゃないのかな?
花に集まる蝶のように。
そして冒頭の話に戻りますが、そのエロ本が買えるらしい古本屋。
その噂の真意を確かめるべく仲間達が購入にトライ…いわゆるエロ本トライしてみたんですが、やはり噂は噂。
「中学生にはお売りできません」。
もしかしたら店員に童貞だって事もばれたんじゃないのかな…?あいつら。
今頃どうしてるんだろう。
あ、ちなみに僕は他人のふりして遠くから見てただけですよ。シャイだから。
「おお、やっとるやっとる」って。
でもね、偉いのはね、彼らはあきらめないんですよ。
それから毎日毎日…エロ本が駄目だったから次はエロ漫画ならどうだ、エロ漫画が駄目なら次は遊人ならどうだ、なんて具合にもうボーダーラインとの戦いっていうのかな?
倫理上の覇権争いですよ。固有の領土問題。まさに正義の為の戦いです。
さぁ、というわけで今日の一曲はビースティボーイズで『Fight For Your Right』!
その近くに古本屋がありまして。
ある日にわかに「あそこは中学生でもエロ本が買えるらしいぞ」という噂が立ったんですね。
そりゃもう当時の自分といえば、う〜ん…童…貞っていうのかな?一言で言っちゃうと。
いや、今は違うんだけどね。今は。
あの頃の思い出といえば
塾が終わったら友達数人で集まって「ちょっとテレクラに電話してみようぜ!」とか、
(電話口で男が出たのですぐに切って逃げた)
マンションの階段で鬼ごっこをしてたら翌日
「俺、非常階段で高校生のディープキス見た」と大騒ぎになったり、
(ちなみに残念ながら僕は見てない)
川原でイチャついてる高校生カップルに遠くから
「おおー!!やっとるやっとる!!!」って声掛けたり、
(そりゃもうすごい遠くから)
そういえば中二の時に「授業中でも俺はエロ漫画が読みたい」っていう理由でエロ漫画に『忍たま乱太郎』のカバーをつけて読んだ猛者がいて。
でも結局見つかって取り上げられて、その日からあだ名が『忍たま』になった奴がいたな〜。
中でも一番壮絶だったのは、ある日塾が終わって友達数人とチャリを取りに行ったら、なぜか十数本のエロビデオが僕のチャリのカゴにぶち込まれてた事件かな?
今の自分だったら「おいおい!オレのチャリはエロビデオ回収ボックスじゃないゾー!」
な〜んて気の利いたAVJ(アダルト・ビデオ・ジョーク)も言えるんですけどね、そりゃもう中学生の頃の、う〜ん、まぁ…童貞?の我々にとっては大事件なわけですよ。
ちなみに僕は今も昔も人一倍シャイでどもりやすい方なので
「いや、いいし。お前ら全部やるし」
と、全てのAVを他の民衆に譲り渡したという、後に『天恵』としてしばらくは語り継がれた偉業です。
三国志ぐらいの時代だったらリアルに「妖術使い」とか思われたんじゃないかな?
ちなみに後日友達からの『数本は裏だった』という報告により、言うまでも無く僕の評価もグンと上がりました。
やっぱ当時の自分の純粋さ、素直さにAVさん達が集まってきてくれたんじゃないのかな?
花に集まる蝶のように。
そして冒頭の話に戻りますが、そのエロ本が買えるらしい古本屋。
その噂の真意を確かめるべく仲間達が購入にトライ…いわゆるエロ本トライしてみたんですが、やはり噂は噂。
「中学生にはお売りできません」。
もしかしたら店員に童貞だって事もばれたんじゃないのかな…?あいつら。
今頃どうしてるんだろう。
あ、ちなみに僕は他人のふりして遠くから見てただけですよ。シャイだから。
「おお、やっとるやっとる」って。
でもね、偉いのはね、彼らはあきらめないんですよ。
それから毎日毎日…エロ本が駄目だったから次はエロ漫画ならどうだ、エロ漫画が駄目なら次は遊人ならどうだ、なんて具合にもうボーダーラインとの戦いっていうのかな?
倫理上の覇権争いですよ。固有の領土問題。まさに正義の為の戦いです。
さぁ、というわけで今日の一曲はビースティボーイズで『Fight For Your Right』!
(You Gotta) Fight For Your Right (To Party)
…あれ、違う?
毎回お気に入りの一曲を流すシステムじゃなかったでしたっけ?このコラムって。
まぁとにかく当時我々(僕を含まない)が極限までボーダーラインを突き詰めた結果、

SOAPのMOKOちゃん
「SOAPのMOKOちゃん」がボーダーラインという結論に至りました。
MOKOちゃんは中学生でも問題なく買え、後々も『MOKOライン』として、エロ本を買う中学生達の権利を守る最終防衛ラインとして機能したわけです。
CEROとかもここをヒントに生まれたんじゃないのかな?
(ちなみに大人になって気付いたんですが、SOAPのMOKOちゃんはヤングチャンピオンなのでエロ漫画でもなんでもありませんでした。
ソープってついてるぐらいだから絶対エロ漫画だと思ってたのに…)
MOKOちゃんは中学生でも問題なく買え、後々も『MOKOライン』として、エロ本を買う中学生達の権利を守る最終防衛ラインとして機能したわけです。
CEROとかもここをヒントに生まれたんじゃないのかな?
(ちなみに大人になって気付いたんですが、SOAPのMOKOちゃんはヤングチャンピオンなのでエロ漫画でもなんでもありませんでした。
ソープってついてるぐらいだから絶対エロ漫画だと思ってたのに…)
アヴァンギャルドな女子高生

アヴァンギャルド夢子
押見修造
2003年11月発売
…前置きが異常に長くなってしまいましたが、今回はこの作品!
ヤングマガジン掲載、アヴァンギャルド姫子。
先程の話に深く頷いて頂ける童貞諸氏には非常に「わかる…!」漫画だと思います。
ヤングマガジン掲載、アヴァンギャルド姫子。
先程の話に深く頷いて頂ける童貞諸氏には非常に「わかる…!」漫画だと思います。
女子高生だってちんこが見たい!

彼女は望月夢子。
ちんこが気になってしょうがない15歳。

誰もが一度は通る道。

御神体は突然に。

エロ本にキレる。誰もが一度は通る道。

景の手書きのパイズリー柄、じゃなかったペイズリー柄からも悶々とした気持ちが伺えますね。

だいたいエロ話をもったいぶる奴ってのは前世は一揆を起こされて死んだ地主とかだと思う。

そして最終的にはこういう結論に陥りがち。


クライマックスではこうなるんですが、それは読んでのお楽しみ。
童貞達にはまだ早えーぞ!
見事な勢いで描かれる一冊
とにかくちんこが見たいというだけの夢子のパトスのみで突き通す全五話。
実際かなり面白い漫画なので要チェックです。
実際かなり面白い漫画なので要チェックです。

関連サイト