ピコピコカルチャージャパン - 三味線熊の「終点コラム」第11回「第6回終点巡り（前編）」

第11回「第6回終点巡り（前編）」

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第6回終点巡りスタート

第６回は西武線終点巡り！
西武線は盲腸線が多く、終点巡りにはうってつけだったのですが何故か今まで一度も行っていなかった路線です。

途中のJR南武線も含めてひたすら黄色い電車が続きます。
今回は行った路線が多くてややこしいので、最初に全部書いておきます。
迷ったら辿ってみてください（笑

・西武新宿線西武新宿駅
・西武西武園線西武園駅
・西武山口線西武遊園地駅
・西武多摩湖線西武遊園地駅
・西武山口線西武球場前駅
・西武狭山線西武球場前駅
・南武線立川駅
・西武多摩川線是政駅
・西武多摩川線武蔵境駅

西武新宿駅～西武西武園線西武園駅

この日は参加メンバーの多くが徹夜明けだったので、折角の終点巡りなのに最初からお疲れモードでした。
が、そんな日に限っていつもよりハードスケジュールなので、気合を入れてのぞむことにしました。

集合は西武新宿駅。
新宿という一等地で且つ、終点の割には乗降者数が少ない駅であります。
西武線では高田馬場駅に乗降者数で負けています。
何故、こんな中途半端な場所に駅を作ったのでしょう！？
小田急線も京王線も丸の内線も新宿駅と隣接しているというのに…。
実はこの西武新宿線はJRの新宿駅まで乗り入れる計画だったみたいなのですが様々な事情から断念し、仮駅だった今の場所が最終的な西武新宿駅となった
らしいです。

また、西武線沿線住民には悪いのですが、僕は西武線のことを負け組路線と個人的に呼んでいます。
新宿を始発とする京王・小田急沿線や渋谷を始発とする東急沿線においては駅周辺の区画整理をきちんと行ったおかげで沿線のブランド化に成功しました。
西武線はどうでしょう？鷺宮や石神井公園はどう転んでも田園調布にはなれません。
しかしそのおかげで、利用する側からすれば安く住むことができるわけで変にブランドにこだわらなければ西武線沿線というのは住みやすくていいと思います。

話が脱線しすぎましたが、ひとつの写真も載せていませんでした…。
これが西武新宿線の終点です。
よくもまあこんな狭い場所に３路線も乗り入れできる駅を作ったものだと感心します。

西武新宿線新宿駅

そして何度か西武線を乗り換えて、着いた先が西武西武園線西武園駅です。

西武西武園線西武園駅

この終点の佇まい、これぞ「This is shuten」と言わんばかりの終わり方！
先に壁がある終点はここが初めてかもしれません。

西武園駅を上から撮影した写真

上から撮影しても同じく先がない！（当たり前）
この駅は遊園地に行くお客さん用というよりかは競輪上へ向かう客向けの駅なので、家はまばらなくせにやたらと駅の出口は広かったです。

西武山口線西武遊園地駅～西武狭山線西武球場前駅

ここから先の駅名は、はっきり言って紛らわしすぎて多分地元の人も間違えてると思います。
この紛らわしさ度合いは最初に並べた駅名を見ていただければ分かります。

駅の案内板

西武園駅と西武遊園地駅は距離にして７００mくらい離れてます。
二つの駅は用途が全く違うので、ここを歩いて乗継する人はほとんどいないと思われます。
１０分くらい歩くと多摩湖線、山口線の西武遊園地駅が見えてきます。

西武多摩湖線・山口線　西武遊園地駅ホーム

西武多摩湖線車両

東武山口線車両

同じホームに二つの終点があるこれまた珍しい駅です。
我々一行はここから西武球場前駅に向かいます。
山口線は通称レオライナーと呼ばれており、案内軌条式鉄道というゆりかもめとかに使われている方式のシステムです。
ちなみにこの辺りは、東京都東村山市と埼玉県所沢市の県境にあるため、どちらにいるのかよく分からなくなります。
西武球場は昔所沢球場と呼ばれてましたが、実は数百メートル歩けば東京都なのです！

西武狭山線西武球場前駅

西武狭山線西武球場前駅ホーム

レオライナーで西武球場前に着くと、目の前に狭山線のホームがどーんと広がっております。
さすが西武ドーム用の駅だけあってホームも広いです。
ちなみに今年は雄星君効果を狙ってか、池袋駅からこの駅まで直通運転を始めたのですが肝心の雄星君はさっぱりのようです。

全体のルート（前半は西武球場前まで）

今回はボリュームがあるので一旦ここで終わります。
次回も懲りずに西武線を回りまくります。

では。