前回まで第７回まで終点巡りをレポートしましたが、実は７回目を最後に終点巡りに行けていません。
なので今回を最後に、終点コラムはしばらく休載させていただきます。
また新しい場所を巡った時に不定期で書こうと思います。

最終回は、終点巡り以外で撮影した終点を紹介いたします。

３年ほど前に九州へ一人旅行に行ったときについでに撮ってきた写真をご紹介します。

太宰府天満宮に行くための路線で、終点もそれなりに立派です。
路線を取るのを忘れたのが非常に悔しい！

JR九州の特急、特にグリーン車は格別に豪華だ！という情報を会社の鉄ヲタから聞いたので敢えて博多から長崎までソニック号に乗って行ってきました。
期待以上に豪華絢爛、まるでファーストクラスのような座り心地でした。
ファーストクラスはおろか、ビジネスクラスも乗ったことないけど！
１両しかないグリーン車にわずか８席しかないという贅沢な使い方、勿論一人一席の広々としたスペースが確保され、グリーン車専属のアテンダントが飲み物を運んできてくれます。
これだけ贅の限りを尽しているにもかかわらず、２回飲みに行く分くらいで乗車できるのだからこれはお得！
九州に行ったら是非一度はグリーン車に乗ることをお勧めします。

そして第一回の終点コラムでも書いたマイフェイバリット・終点、長崎駅。
半島の先という立地に加え、この終点の佇まい！小さい頃から憧れていた理想の終点像そのものです。
sonicのグリーン車で長崎に行き、終点を堪能してチンチン電車に乗り、坂本龍馬もお世話になったグラバー邸を見学して回り、そこから見える三菱重工の造船工場に圧倒されてついでに中華街で飯を食うなりちゃんぽんを食べるなりすれば長崎を制覇したも同然です。実際このルートを半日でこなしてとっとと次の終点、佐世保に向かったわけですが。

佐世保バーガーと終点撮影という２つの目的のため、佐世保へ。
佐世保から出ている松浦鉄道は、鉄道では最西端にある駅と、駅間が200mと日本一短い距離を持つ駅があるという、マイナー路線にしては名誉ある鉄道記録を二つも持っている路線なのです。
僕は実は隠れ「日本一萌え」でして、日本一高い建物とか、日本一大きいダムとかそういうのが大好きなのです。
二つの日本一を持っているこの鉄道、日本一萌として乗らないわけにはいきません。
佐世保から伊万里を経由して有田まで行くには相当な時間が掛かりましたが、一度は乗る価値がある電車です。平日の昼間に乗れば女子高生もたくさん乗ってきます。
ちなみに下の地図が松浦鉄道の路線図です。

あとは旅のついでとか仕事の寄り道とかで撮った終点をご紹介します。

函南駅は終点ではないですが、「×」印があまりにもきれいだったので撮ってきました。

仕事の移動でよく使う駅です。大井町線沿線は住みたい沿線No.5くらいには入ってます。

川遊びをしたついでに撮ってきた写真です。奥多摩駅を降りたらすぐに多摩川へ降りる
階段があります。車で行くなら鍾乳洞もおすすめ。

ほかにもいくつか紹介したい終点はありますが、キリがないのでこの辺で終わりにします。

これだけ長きにわたって終点をプッシュしているにもかかわらず、相変わらず終点ブームは来そうにありません…。
mixiの姉妹コミュニティ、県境コミュのほうが人気が出てきており、某新聞社から取材依頼があったくらい巷ではブームのようです。
終点の取材なら喜んでお受けしたのに…！
しかし、終点巡りに行ったメンバーは旅の終りに口を揃えてこう言います。
「次はどの終点に行くの？また行きたい！」
そう、終点は一度行けばその魅力に気づくはずです。
今後も終点の素晴らしさについて地道に布教活動を行っていきたいと思います。
いつか日の目を見ることを期待しながら…！

また次回終点巡りを行ったときはレポートをあげたいと思います。
それまでしばらく休載しますが、一度でいいので終点を訪れ、感傷に浸ってみてください。
きっと良さに気づくはず…！

それではまた！




〜完〜

・[mixi] 終点
・JR九州／駅情報（長崎駅）
・各駅情報（大井町駅）
・JR東日本：各駅情報(奥多摩駅)