ボクたちネットでヤルやる団!
第1回「桃屋の『辛そうで辛くない少し辛いラー油』風ラー油を作ってみる!」
ボクは根っからの辛いもの好きで食べ物と言ったら辛い方が美味しいと思っています。
大体のものに七味唐辛子とかラー油とかタバスコとかカイエンペッパーとか色々かけるんです。

その中でもラー油は自作しており、好みの辛さと風味を追求したりしています。

なので最近、桃屋の『辛そうで辛くない少し辛いラー油』のCMを観ては「すわっ!これは美味そう!」と思っていたんです。
でも聞いた話によると品薄状態で入手困難だとか。

とは言ってもスーパーに何件か行けば購入できるだろうけどココは実物を購入しないで感のみで再現してみます。

いつも普通のラー油を作っているんだから、まぁ何となくで作ってしまえるんじゃないでしょうか?
うん、作ってしまおう!




桃屋の『辛そうで辛くない少し辛いラー油』
桃屋の『辛そうで辛くない少し辛いラー油』
上手に再現出来るでしょうか?




原材料調達
まずは桃屋の『辛そうで辛くない少し辛いラー油』のサイトに行ってどういう原材料が使われているかをチェックだ。


原材料名:食用なたね油、フライドガーリック、食用ごま油、唐辛子、フライドオニオン、唐辛子みそ、砂糖、食塩、パプリカ、すりごま、オニオンパウダー、粉末しょうゆ(小麦を含む)、調味料(アミノ酸)、酸化防止剤(ビタミンE)


食用なたね油、フライドガーリック、食用ごま油、唐辛子、フライドオニオン、唐辛子みそ、砂糖、食塩、パプリカ、すりごま、オニオンパウダーあたりはスーパーで購入できそうだ。

粉末しょうゆは液体の普通の醤油で代用し、調味料(アミノ酸)、酸化防止剤(ビタミンE)は使用量も少ないので今回は使用はしません。




購入する場所は自宅近くのスーパー「クイーンズ伊勢丹」で揃えました。
ただ、食用なたね油とオニオンパウダーという商品が発見できず、これまた自宅近くのスーパー「いなげや」に行ったのですがココでも商品を見つけられませんでした。
食用なたね油は普通のサラダ油で代用し、オニオンパウダーはフライドオニオンがあるのでなくてもいいかなぁ。使用量も少ないし・・・。




と言う事で今回はサラダ油、フライドガーリック、ごま油、唐辛子、フライドオニオン、唐辛子みそ、砂糖、食塩、パプリカ、すりごまを使用し、桃屋の『辛そうで辛くない少し辛いラー油』風ラー油を作っていきます。




サラダ油
ごく普通のサラダ油




ごま油
ごく普通のごま油




フライドガーリック
フライドガーリック
スライスのものしかなかった




唐辛子
乾燥した唐辛子




フライドオニオン
フライドオニオン
普通はサラダなどにかけるらしい




唐辛子みそ
初めて見た唐辛子みそ
ニンニク入りのものしかなかった




パプリカ
多分、赤い色を出すために使うパプリカ




すりごま
すりごま
この時点ではすっていませんが後ですりました




しょうゆ
ごく普通のしょうゆ




調理
材料が揃ったところで次は調理方法。


本来、ラー油は唐辛子などの材料に高温の油をかけ、焦げない様にかき混ぜて辛味成分を油に移し、数日熟成する方法で作られます。
ですので今回は材料を混ぜ合せ、そこに高温の油をかける方法を採用したいと思います。




次に材料の使用量を決めます。


まず桃屋のサイトにある写真をみるとビンいっぱい一杯にフライドガーリックや唐辛子、フライドオニオンが詰まっている様子がうかがえます。
ですのでまずはフライドガーリックと唐辛子とフライドオニオンをビンに詰め込みます。
次に唐辛子みそ、砂糖、食塩、すりごま、しょうゆは味付けと風味付けだと思われるのでそんなに沢山はいらないと考え、記載順に少しずつ入れます。

パプリカは色付けだと思うので少々。

あとはヒタヒタになる程度の油を注げばいいのではと考えました。


また今回用意した、フライドガーリックはスライス、フライドオニオンはなんだかゴツゴツした感じの粒なのですが『辛そうで辛くない少し辛いラー油』で使われているフライドガーリックとフライドオニオンはどちらもみじん切り。
なので用意した材料は袋に入れで適度な大きさに砕いておきます。
唐辛子も多分、粗みじんなので合わせてハサミで小さく切って用意しておきます。




スライスのフライドガーリック
スライスのフライドガーリック




ゴツゴツもじゃもじゃしたフライドオニオン
ゴツゴツもじゃもじゃしたフライドオニオン




しょうゆ
ハサミで細かく切った唐辛子




サラダ油とごま油は一緒に鍋に入れておき、それ以外の材料は耐熱性の容器に全部入れておく。



サラダ油とごま油
サラダ油とごま油




油以外は全部容器に入れる
油以外は全部容器に入れる




今回成功した場合、また作ることもあると思うので一応分量を計り、レシピ化しておきます。
味は保証しませんが皆さんも自作する際には参考にしてみてください。

※注意※
高温に熱した油を使用するため火傷なのど危険性があります。
自己責任の下、調理を行ってください。



材料の分量はこんな感じ。

合わせ油
 サラダ油・・・大さじ6杯
 ごま油・・・大さじ1杯

調味料
 フライドガーリック・・・20グラム
 唐辛子・・・5グラム
 フライドオニオン・・・5グラム
 唐辛子みそ・・・少々
 砂糖・・・少々
 食塩・・・少々
 パプリカ・・・少々
 すりごま・・・少々
 しょうゆ・・・少々

作り方は簡単で


1. 耐熱容器(深型バットなどでも良い)に調味料をすべて入れる。

2. サラダ油とごま油を鍋に入れ、煙が出るまで熱する。

3. 調味料を入れた耐熱容器に熱した油を注ぎ、手早くかき混ぜる。

4. 油が落着いたら蓋をして、常温になったら冷蔵庫で1〜2日熟成させる。


手順は調味料に熱した油を注ぐだけですので火傷に注意すれば誰でもできると思います。




高温の油を注いだ様子
高温の油を注いだ様子




普通のラー油を作っている際は油を注ぐと同時に辛味が気化し、猛烈な刺激臭が発生しますが辛くないラー油はほとんど刺激臭はせず、ニンニクの香ばしい匂いがする程度。
焦げないように割り箸でグルグルかき混ぜます。




常温になったら蓋をして冷蔵庫へ
常温になったらフタをして冷蔵庫へ




あとは常温まで冷やし、フタをして冷蔵庫に入れるだけです。
今回は2日冷倉庫で熟成させる事にしました。




食べてみよう!
冷蔵庫で熟成させてから2日目の晩、夕食を食べてからラー油の存在に気付き、食後のデザート的にラー油かけゴハンにトライだ!




調理当日とさほど変わらないラー油
調理当日とさほど変わらないラー油




多少、赤い色が濃くなったように感じるがそれ以外に見た目の変化はない。

ただ、フタを開けた瞬間にニンニクの香ばしい香りと少しだけ唐辛子の辛い匂いが食欲をそそる匂いを発していて、この時点ではまずまず出来では?




小皿に取るとフライドガーリックの香ばしい匂いがさらに広がる
小皿に取るとフライドガーリックの香ばしい匂いがさらに広がる




ビンにスプーンを突っ込むとスプーンから伝わるシャリシャリとした感覚。
フライドガーリックが油を吸って柔らかくなるかと思っていたのですが全然そんな事はなく、食べ物とは思えない感じ。




油が温まり、さらに香りが立つ
油が温まり、さらに香りが立つ




そして、いよいよ試食。




温かいゴハンにラー油をかけて、一口・・・。








うん!まぁまぁ美味い!








味は香ばしいフライドガーリックとほんの少しだけ唐辛子の辛味がある感じ。

食べろ食べろと人にすすめるには多少気が引けるかもしれないが自分がゴハン一杯食べる程度ならサラリと食べれる程度の美味しさにはなったようです。




まとめ
そこそこ美味いで終わった今回の「桃屋の『辛そうで辛くない少し辛いラー油』風ラー油を作ってみる!」ですがまぁ成功と言って良いでしょう。


ただ、やはり反省点もあります。


まず、フライドガーリックが堅すぎた点。
これは市販のフライドガーリックを使う限り、柔らかく作るのは難しいのかもしれません。
もしかしたら、柔らかいフライドガーリックが存在するのかもしれませんので入手できるようなら使ってみたいですね。

まぁ、自分でニンニク刻んで揚げれば良いのですがいつも同じ味にするのは難しくなるのが欠点です。


また、『辛そうで辛くない少し辛いラー油』風ラー油と言う事で唐辛子を少なくしたのが裏目に出て、辛味が足らなかった様です。
ただこれはボク的に辛味が足らなかったと言う事で他の人の場合は分かりませんのであしからず。


あと、少し味が薄かった。
ニンニクとか唐辛子の味はするのですがゴハンや冷奴などに使うには旨味や塩味が足らないようです。
これはフライドオニオンやうま味調味料、塩などを多めにすれば改善できると思います。


再挑戦する際には以上を注意してみたいと思います。




関連サイト
商品詳細:辛そうで辛くない少し辛いラー油|桃屋
桃屋




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